戸田研究室では,様々な音信号を対象とした音メディア情報処理に関する研究を行っています。音声コミュニケーション支援,学習支援,創作支援,見守り支援,障害者支援などを対象として,
(1)音声情報処理(音声の分析/認識/変換/合成,話者の認識,対話の制御など)
(2)音楽情報処理(楽音の分離/変換/合成,歌声の分析/変換,楽譜追跡など)
(3)音環境情報処理(音イベントの検出/識別,音源強調,音環境理解など)
を軸に,人の身体機能や認知機能を拡張して,物理的制約を超えて不可能を可能とするような基盤技術および応用技術の研究に取り組んでいます。
国際的に競争力のある研究を実施して,国内外の研究者と盛んに交流することで,一人一人が持つ可能性を最大限に広げて頂きたいと考えています。物事を深く理解することを楽しみ,長所(個性)を伸ばしていけるような研究室を目指しています。
戸田研究室を希望する方へ
※研究生について
大学院情報学研究科の研究生出願に関する案内はこちらです.戸田研究室では,現在,特別研究学生の受け入れのみ可能となります.学部研究生および大学院研究生に関しては,受け入れておりませんのでご注意下さい.
大型研究プロジェクト
AIP加速課題「国際チャレンジ活動を通した発声技能拡張基盤の構築」
最近のニュース
- 2025年4月11日
「研究室の歩み」を更新しました.
理想とする研究室を目指して,引き続き試行錯誤しながら,次の10年に向けた研究教育環境を築き上げて行ければと思います.
- 2025年4月9日
武田・藤井研究室との合同顔合わせを実施しました.このイベントも今年度で最後となります.様々な研究に触れることができるこの良い環境をぜひ活用して頂ければと思います.
- 2025年4月8~11日
音響・音声・信号処理に関する国際会議IEEE ICASSP 2025(ハイデラバード,インド)にて,4編の論文発表を行いました.
- 発表:橋爪 優果(D3), 藤村 拓弥(D2)
- 発表・座長:戸田 智基(Prof)
- 2025年4月8日
情報学研究科知能システム学専攻の博士・修士学生中間発表会において,音班から4名が受賞しました.
- 前期課程 学生が選ぶ最優秀発表賞:今村 剛大(M2)
「個別楽器音に基づく知覚的楽曲間類似度表現学習」
- 前期課程 教員が選ぶ優秀発表賞:服部 公宏(武田・藤井研M2)
「多様な音環境下における教師あり仮想マイクロフォンアレイの性能評価」
- 後期課程 学生が選ぶ優秀発表賞:宮下 敦志(D2)
「Meta learning of symmetry based on Lie group theory towards interpretable data disentanglement」
- 後期課程 学生が選ぶ優秀発表賞:Jinyi Mi(D2)
「Robust emotion recognition in real-world speech communication」
おめでとうございます!
- 2025年4月8日
情報学研究科知能システム学専攻の博士・修士学生中間発表会が開催され,戸田研&音班からは計9名が発表しました.
- 博士前期課程学生:Alfonso Domingo Agustin(M2秋),
今村 剛大(M2),荻田 健一(M2),Minseok Kim(M2),
服部 公宏(武田・藤井研M2)
- 博士後期課程学生:Jiachen Wang(D2秋),
藤村 拓弥(D2),宮下 敦志(D2),Jinyi Mi(D2)
皆さん,大変お疲れ様でした!
- 2025年4月6日
歌声変換技術に関する国際チャレンジ「Singing Voice Conversion Challenge 2025」と音メディア品質推定技術に関する国際チャレンジ「AudioMOS Challenge 2025」を企画しました.皆様,ぜひ奮ってご参加下さい!
- Singing Voice Conversion Challenge 2025
オーガナイザ:Lester Phillip Violeta(D3), Wen-Chin Huang(助教),戸田 智基(教授)
詳しくは【こちら】
参加登録は【こちら】
- AudioMOS Challenge 2025
オーガナイザ:Wen-Chin Huang(助教),戸田 智基(教授)
詳しくは【こちら】
参加登録は【こちら】
- 2025年4月4日
研究室OBのShuming Luanくんが夕食に招待してくれました.素敵な時間を過ごさせて頂き,とても感激しました.感謝感謝です!
博士号を取得された後に,また研究室を訪れてくれる日が来るのを楽しみにしています!
- 2025年4月4日
学術論文誌 Applied Acoustics に以下の論文が掲載されました.
- S. Luan, Y. Wakabayashi, T. Toda, "Generalized sound field interpolation for freely spaced microphone arrays in rotation-robust beamforming," Applied Acoustics, Vol. 236, Article 110706, pp. 1-15. June 2025.【論文はこちら】
- 2025年4月3日
2025年度戸田研キックオフミーティングを行いました.新メンバーの歓迎会も行いました.
音メディア情報処理の研究をより一層盛り上げていければと思います.2025年度も頑張っていきましょう!
- 2025年4月2日
Huang助教が2024年度を振り返る記事を執筆されました.
大活躍でした!今年度もよろしくお願いします!
- 2025年4月1日
戦略的創造研究推進事業(JST)のAIP加速課題として,研究課題「国際チャレンジ活動を通した発声技能拡張基盤の構築」(研究代表者:戸田)が採択されました.研究期間は1年間と限られていますが,JST CRESTの研究課題「共創型音メディア機能拡張」の研究成果を軸に,さらに一段と研究を発展させていきたいと思います!
- 2025年4月1日
博士後期課程学生の藤村拓弥くんが日本学術振興会特別研究員―DC2に採用されました!
- 藤村 拓弥(D2)「実応用時の制約を考慮した教師なし学習に基づく異常音検知」
おめでとうございます!
- 2025年4月1日
博士前期課程学生2名(浪崎 恭佑さん,呉 安南さん)が新たに戸田研究室に加わりました!また,澤田 桂都さんが博士後期程学生として,古田 京平さん,松本 昌亮さん,宮司 光梨さんが博士前期課程学生として進学しました!安田裕介博士と小林和弘博士は,招へい教員として引き続きご協力頂くことになりました!
- 戸田研所属の学生メンバーは計34名(ドクターズ18名,エムニーズ6名,エムワンズ5名,ビーヨンズ3名,大学院研究生1名,学部研究生1名)となりました.
- 戸田研所属のスタッフは計4名(教授1名,助教1名,特任助教1名,事務員1名)となりました.また,訪問者は計2名(招へい教員2名)となりました.
研究室を立ち上げてから10年目となります.節目の年として,次のステップに向けた年度にできればと思います.より良い研究教育環境の実現を目指して,引き続き試行錯誤していきたいと思います.
- 2025年3月31日
JST CREST「共生インタラクション」領域の研究課題「音メディアコミュニケーションにおける共創型機能拡張技術の創出」(研究代表者:戸田)が終了となりました.東京都立大学の小野順貴教授とNTTコミュニケーション基礎科学研究所の亀岡弘和博士とともに,音メディアを取り扱う身体機能を拡張する技術の実現に向けて,様々な研究を進めてきました.その結果,数多くの研究成果を得ることができました(発表文献はこちら).非常に楽しく,全力で研究に取り組ませて頂きました.本プロジェクトに関わって下さった皆様方,本当にありがとうございました!
- 2025年3月31日
特任講師の安田 裕介博士と非常勤研究員の小林 和弘博士が今月末で退職されることになりました.JST CREST研究プロジェクトへのご協力ありがとうございました!
- 2025年3月28日
安田 裕介さん(特任講師),小林 和弘さん(非常勤研究員),Shuming Luanさん(D3+学生),Rui Wangさん(D3+学生),吉岡大貴さん(D3学生),西澤 佳飛さん(M2学生),尹 道鉉さん(M2学生)の送別会を行いました.新天地でのご活躍を期待しています!
- 2025年3月27日
JST CREST「共創型音メディア機能拡張」プロジェクト(研究代表者:戸田教授)の成果報告シンポジウムを名古屋大学にて開催しました.プロジェクトの研究成果報告として,グループリーダによる講演3件,メンバーによるポスター発表24件,体験型デモ展示5件を行いました.また,台湾Academia SinicaのYu Tsao教授をお招きし,招待講演を行って頂きました.ご参加頂いた皆様方,大変ありがとうございました!
- 2025年3月26日
学術論文誌 Computer Speech and Language に以下の論文が掲載されました.
- C.-H. Hu, Y. Yasuda, T. Toda, "E2EPref: an end-to-end preference-based framework for speech quality assessment to alleviate bias in direct assessment scores," Computer Speech and Language, Vol. 93, Article 101799, pp. 1-17, Aug. 2025.【論文はこちら】
- 2024年3月25日
Rui Wangくん(D3+学生)が博士(情報学)を取得しました.また,博士前期課程2年生および学部4年生メンバーに学位が授与されました.おめでとうございます!
- 博士(情報学):Rui Wang
- 修士(情報学):澤田 桂都,西澤 佳飛,尹 道鉉
- 学士(情報学):古田 京平,松本 昌亮,宮司 光梨
- 2025年3月24日
学部生3名(石川 雄斗くん,照屋 颯大くん,De Pontes Jefferson Makotoくん)が戸田研究室に配属されました!第10期生となります.
- 2025年3月18日
音響学会2025年春季研究発表会(埼玉大,埼玉)にて受賞式が行われ,第29回学生優秀発表賞が宮下 敦志くん(D1)に授与されました.受賞対象の発表は以下となります.
- 宮下 敦志, 戸田 智基, "ワーピングを用いた電気式人工喉頭音声変換システムに適した発話例生成," 日本音響学会秋季研究発表会講演論文集, 2-Q-35, pp. 1241-1242, Sep. 2024.
おめでとうございます!
- 2025年3月17~19日
音響学会春季研究発表会(埼玉大,埼玉)にて,11件の研究発表を行いました.
- 発表:今村 剛大(M1),荻田 健一(M1),澤田 桂都(M2),西澤 佳飛(M2),
尹 道鉉(M2),米山 怜於(D2),吉岡 大貴(D3)
- 発表&副座長:Wen-Chin Huang(助教)
- 参加:宮下 敦志(D1),戸田 智基(Prof)
- 2025年3月15日
情処全国大会第87回全国大会(大阪)のイベント企画セッション「どうする?研究室運営 理想と現実のはざまで見つけたメソッドとは」にて,D2学生の橋爪優果さんがパネリストとして登壇しました.
- 2025年3月14日
学術論文誌 Medicine in Novel Technology and Devices に以下の論文が掲載されました.
- F. Li, F. Shen, D. Ma, J. Zhou, L. Wang, F. Fan, T. Liu, X. Chen, T. Toda, H. Niu, "Mandarin speech reconstruction from surface electromyography based on generative adversarial networks," Medicine in Novel Technology and Devices, Vol. 26, Article 100359, pp. 1-7, June 2025.【論文はこちら】
- 2025年3月8日
M2学生の澤田桂都くんが,第142回音楽情報科学研究会にて,学生奨励賞 Best Research部門を受賞しました.
- 受賞論文:澤田 桂都, Wen-Chin Huang, 戸田 智基, "大局的構造生成のための小節特徴量系列モデリングに基づく階層的自動作曲," 情報処理研報, Vol. 2025-MUS-142, No. 49, pp. 1-7, Mar. 2025.
おめでとうございます!
- 2025年3月6~8日
音楽情報科学研究会(博多)に参加し,2件の研究発表を行いました.
- 発表:今村 剛大(M1),澤田 桂都(M2)
- 参加:戸田 智基(Prof)
- 2025年3月3日
喉頭摘出者の自己音声再獲得を目指すSave the Voiceプロジェクトに関して,医学系研究科の西尾直樹先生主催でクラウドファンディングを開始しました.喉頭摘出者や関連する医療従事者だけでなく,一般の方々も含めて,少しでも多くの方々にプロジェクトの存在や意義を知って頂けると幸いです.
- 2025年2月28日~3月2日
人工知能技術に関する国際会議AAAI 2025(フィラデルフィア,アメリカ)に参加しました.
非常に多岐に渡る分野の研究に触れることができ,良い刺激を受けました.昔の知り合いの方々にもばったり会うことができました.
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